作成の流れ
CDとは少し異なるDVDプレスの手順について、簡単に説明していきましょう。これは、一般的な例ですので、CDプレスとは違って独自のプレス方法があるというところもあるかもしれません。CDのプレスを行いたい時は、DVDだけでなくCDのプレスを扱っている業者にお願いしましょう。独自の方法があったり無かったりするそうです。
1 例
◇音源・映像を用意
収録する映像や音源の制作を行います。(専門技術を持つ人はここでラベルの印刷も製作予定に入れます。))映画、ゲーム、音楽などいろいろな用途があると思います。その中から、元となるDVDを用意します。
◇問い合わせ、見積もり
その後、見積もりをお願いします。電話やファックス、サイトでの注文、または直接、出向いて「どの映像を、どのくらい、いつまでに」など、必要になる事柄に答えましょう。ただし、コピーガード(コピーのページで)がかかった物に関しては、正規の方法に則って、許可をもらう必要があります。
◇入金
制作が決まったら、入金しましょう。方法は企業によって違うでしょうから、そこは注意しましょう。値段に関しては、注文量と記録メディアの違いにより上下します。
◇音源・データ・映像の入稿
マスターとなる、DVDを渡します。DVDプレスの場合これがないと、何も始まりません。これを元にスタンパーをつくり、そのスタンパーを元にプレスが行われます。
◇ジャケットデザイン(マスタリング)
ジャケットのラベルの印刷デザインを行います。ラベルの印刷をせずに無地を希望する場合はそのことを先に言っておきましょう。デザインの入稿時のデータは、企業によって変わってきます。手書きや写真から、ワードを使ったデータ、Adobe IllustratorやAdobe Photoshopも可能な所もあります。また、どうしても自分で決められないのなら、ラベルの印刷デザインを企業に頼むこともできるようです。
◇レーベル印刷・音源や映像の確認
マスタリングを行う場合やデザインなどを依頼した場合は、途中で確認たのために、企業側との確認作業があります。いくつか作り、それを依頼主に送り、確認する場合が多いようです。気にいらなかったら、直してから、もう一度という場合もあるようです。
◇スタンパー、プレス
マスターから作ったスタンパーを元にして、プレスしていきます。プレスが終わったら、最終チェックを行うそうです。
◇納品
全ての最終チェックが終わったら、手元に届きます。そしたらとりあえず、その中から一枚取り出し、ジャケットのデザイン、内容のデータなどを確認しましょう。その後、マスターも調べて見ましょう。もし何か問題があれば、その旨を伝えましょう。
2 DVDのケース
現在では、DVDの場合「トールケース」と呼ばれる、背の高い丈夫なケースが使用されていることがほとんどです特にDVDの場合、映画や映像関係がほとんどですので、ジャケットの部分が多い「トールケース」のほうが、有利になります。当然ジャケットによって、デザインを決めていきますが、ジャケットデザインを行う前に、プラスティックのケースか、ロールケースかどちらかを選択します。
3 DVDメニューについて
市販のDVDなどを再生するときに、スタートメニューがある場合がほとんどだと思います。それぞれの見たい場面を選択したり、言語環境や音声方式、字幕の有無を選ぶメニューのことです。その場合の映像を静止画、または動画で制作します。必要ならば、あらかじめ用意しておく必要があります。ただし、DVDメニューの使用制限を理解して制作する必要がありますので、専門家に任せるか、専用のソフトを使って制作することをお薦めします。画面にあわせたレイアウトでなければ意味がありません。
4 レーベルの印刷
レーベルの印刷の方式は「オフセット印刷とシルク印刷」2種類の印刷方式から選択します。「オフセット印刷」は一般的な方式で、カラーや写真などをふんだんに使った、鮮やかなレーベルを希望する場合に、こちらを選択します。キレイな発色があり、特別な制限もありません。「シルク印刷」の場合は、5色に限定されます。文字要素が中心のデザインで、DVDの盤面シルバーを利用したデザインにしたい場合は、シルク印刷を利用するといいと思います。
